こんにちは!kouです。
最近では、どのコンビニでもプロテインが
棚に並ぶようになり、たんぱく質が手軽に
摂取しやすい時代になりました。
ダイエットやトレーニングを始める際
たんぱく質は必要不可欠な栄養素。
しかし、多くの人が知らないのは
そのたんぱく質が身体にどんな影響があり
どのようにして摂取すれば良いのかという事。
今回のブログでは、ボディメイクのプロである
私がたんぱく質を最も効率的に吸収し
効果を最大化する方法をご紹介します。
下記にあてはまる方は
ぜひ最後までご覧下さい。
・たんぱく質をあまり意識していない
・プロテインを飲んだことが無い
たんぱく質の役割
プロテインの語源はギリシャ語の
「プロティオス(proteios)」
「最も大切、第一の」という意味です。
たんぱく質は、筋肉だけではなく
皮膚、髪、歯、爪などの組織を作る
材料になります。
ダイエットをしていない方にとっても
健康の為に必要な栄養素。
ダイエットや身体づくりにおける
役割は主に以下の4つです。
役割①筋肉の維持と増加
たんぱく質は筋肉の主要な構成要素であり
筋肉の維持と筋肉量アップに必要不可欠です。
また、筋肉は基礎代謝を高め
体脂肪を燃焼する為に必要となります。
役割②満腹感の獲得
たんぱく質は満腹感を提供し
食事のコントロールに寄与します。
糖質と比べると、たんぱく質はゆっくりと
分解されるため満腹感が持続します。
また、タンパク質を豊富に摂取すると
食欲を抑える「満腹ホルモン」と呼ばれる
ホルモンが分泌されます。
また、タンパク質は胃に長く居座るため
満腹感が早く訪れる上に持続します。
役割③代謝アップ
食事をした後に身体が暖かくなる
現象を体感した事はありませんか?
あれは、食事誘発性熱産生(DIT)という
食事によって生まれる消費エネルギーです。
たんぱく質は他の栄養素よりも消化・吸収に
使用されるエネルギー量が多いので
摂取カロリーの約30%が消費されます。
100kcalのたんぱく質を摂ると
30kcalは消費されるという事になります。
一方、100kcalの糖質を摂ると
消費されるカロリーはわずか6kcalのみ。
たんぱく質は糖質と比較すると
5倍のカロリーを消費してくれるのです。
役割④免疫機能の活性
たんぱく質は免疫細胞や抗体
皮膚や粘膜などの構成成分となります。
また、免疫細胞を活性化するのに
必要な栄養素でもあります。
たんぱく質が不足すると、免疫力が下がり
感染症のリスクが高まります。
たんぱく質の摂り方
たんぱく質は意識しなくては
なかなか摂取する事ができません。
ほとんどの方が糖質が多く
たんぱく質は不足しがち。
特にダイエットをする方
トレーニングをしている方は
体重(kg)×2gを目安に
たんぱく質をしっかりと摂取しましょう。
たんぱく質の摂取の仕方は以下です。
①色々な食材から摂る
食品に含まれるたんぱく質は
そのままの形ではなく、胃や腸で分解されて
アミノ酸となってから体内に吸収されます。
たんぱく質を摂る時には、同じ食品に
頼りすぎないことが重要です。
異なるタイプのたんぱく質源
(鶏肉、魚、卵、大豆製品など)から
摂ることで身体に必要なアミノ酸を
確保し、吸収効率を高めることができます。
②分割して摂る
たんぱく質の吸収率を高めるために
一度にたくさん摂らずに何回かに分けて
摂ることが大切です。
タンパク質を一度に吸収できる量は
約30~40g程度と言われています。
限界量以上を一度に摂っても
尿素やアンモニアに分解されて
尿として排出されてしまいます。
またたんぱく質を大量に摂取し過ぎると
消化に負担がかかり、未消化のタンパク質が
腸内環境を悪化させる可能性があります。
③ビタミンB6と一緒に摂る
ビタミンB6はたんぱく質の分解や
合成を助け、皮膚や粘膜の健康維持に働きます。
タンパク質の摂取量が多い人ほど
ビタミンB6の摂取も多く必要になります。
<ビタミンB6が豊富な食材>
赤身肉、鶏肉、マグロ、カツオ
鮭、さんま、とりささみ
ビタミンB6は水に溶けやすく酸や光に弱いため
新鮮な食品を選び、刺身などできるだけ
シンプルな調理で摂るようにすると
無駄なく摂取できます。
上記食材が苦手な方はサプリメントで
摂取するようにしましょう。
④トレーニングの前後に摂る
トレーニングの前後にたんぱく質を
摂取することで筋肉合成の促進と回復を
サポートできます。
トレーニングの1時間前にプロテインを
飲んでおくと、たんぱく質が消化吸収され
血中のアミノ酸濃度が高い状態
=筋たんぱくの合成が高まっている状態で
トレーニングが出来るので、オススメです。
トレーニング後の栄養摂取は
2回に分けて摂離ましょう。
まず、トレーニング終了から30分以内に
プロテインを摂取して、トレーニングにより
傷ついた筋肉に素早くたんぱく質を補給します。
その後、60分〜90分後に
固形物にてたんぱく質を摂りましょう。
まとめ
たんぱく質は生きていく上で
必要不可欠な栄養素です。
ただ単に食べると『筋肉がつく』
というような浅い知識ではなく
健康的な生活を歩む上で必要な
栄養として必ず摂取すべきです。
プロテイン=筋肉増強剤と捉えるような
誤った考え方をしてはいけません。
プロテインを飲むだけでは
筋肉は増える事はありませんし
トレーニングしている人だけが
飲む物でもありません。
普段、糖質ばかり食べている人こそ
積極的に摂るべきです。
プロテインを活用しながら、身体に必要な
たんぱく質を色々な食材から積極的に
摂る事を意識しましょう。
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